ジャンボ尾崎が愛したWOSSパターのデザイナー
ゴルフクラブの世界にも名人や匠と呼ばれる人達がいます。
その中でも、ジャンボ尾崎の黄金期を支えたクラブデザイナーの増田雄二は特に有名ではないでしょうか。
ジャンボ尾崎は、ツアー勝利数113勝、世界ゴルフ殿堂入りも果たした日本ゴルフ界のスーパースターで、増田雄二はそのジャンボ尾崎の愛器として有名なWOSSパターのデザイナーです。
1996年、ジャンボ尾崎はこのパターで年間20勝以上しており、プロゴルフの勝敗の歴史の中で個人デザイナーのパターが、これほどの成績を上げたのは後にも先にもこのWOSSだけです。
その後も増田雄二はジャンボ尾崎のクラブに携わって来ましたが、2004年にマスダゴルフを設立して独立します。
その理由は、ジャンボ尾崎の下で学んだ経験を活かし、自分が理想に思うクラブを世の中に広めたいという考えからでした。
彼にとって理想のクラブとは、右に曲がるスイングをすれば右に行く、左に曲がるスイングをすれば左に行くといった感性を刺激するクラブです。
これまでのクラブの歴史では、ミスしても曲がらない飛距離の出るクラブをゴルファーもメーカーも求めていましたが、そうではなく、ゴルファーがどんなスイングをすれば、スライスやフックが出るのか分かる様な、感覚が磨かれるクラブ作りを目指したのです。
その後、2009年に増田は再びジャンボ尾崎のクラブに携わり、2013年の試合でジャンボ尾崎は自身の年齢以下の打数でホールアウトするエージシュートの偉業を達成しました。
マスダゴルフは2014年で10周年となりましたが、新しい独創的なゴルフクラブを生み出し続ける姿勢にまだまだ目が離せません。
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カテゴリー:パター