早熟とは言わせない若林舞衣子について
若林舞衣子は、新潟県出身の女子プロゴルファーです。
11歳からゴルフを始め、早くから才能を開花させました。
2003年に、世界ジュニア選手権の12歳から14歳の部で優勝を飾ると、2005年には同大会の15歳から17歳の部でも頂点に立ちます。
日本国内でも、2006年の日本女子オープンで6位に食い込んでベストアマになるなど、トップアマとして華々しい成績を残し、2007年にはプロ入りを果たしました。
実質プロ1年目の2008年、SANKYOレディースで早くもツアー初優勝を遂げて、順風満帆なゴルフ人生を歩み初めます。
しかし、ここから思わぬスランプに悩まされることになってしまいました。
2勝目を挙げるどころか、成績は低迷の一途を辿ります。
2011年には賞金ランク53位とシード落ちギリギリまでになってしまいました。
ここで低迷を脱出するために、名プレーヤーだった岡本綾子に師事します。
岡本のアドバイスを受けて、復活へ向けて歩み始めました。
そして、2012年の西陣レディスで、その努力が実を結びます。
首位スタートで迎えた最終日、69をマークして逃げ切り優勝を飾り、3年半ぶりの美酒を味わいました。
ずっとツアーに帯同していた父親やキャディーから離れ、完全に自立して掴んだ復活の勝利でした。
もともと才能は高く評価されていた大器ですから、宮里藍、横峯さくらの一つ下の世代として、これからの女子プロゴルフ界をけん引していくことが期待されます。
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カテゴリー:女子プロ