異色の経歴を持つプロゴルファー、遠藤彰
遠藤彰は、異色の経歴を持つプロゴルファーとして知られています。
1979年5月生まれで、出身は山形県長井市です。
子供の頃からスキーに親しみ、中学時代からその才能が評価されます。
多くの名門高校スキー部から勧誘されましたが、本人はそれらの誘いを全て断わり、中学卒業後はスポーツメーカーを通じて単身海外スキー留学をしました。
そして、カナダのウィスラーにあるスキーチームに所属します。
スキーヤーとして将来の活躍が期待されていましたが、18歳の時に悲劇は起こりました。
練習中に転倒し、プロスキーヤーの夢をあきらめなくてはならなくなるほどの大怪我を負ってしまいます。
その時期に、リハビリの一環として始めたのがゴルフでした。
19歳の時の、このゴルフとの出会いが、彼の人生を変えました。
ゴルフに活路を見出し、今度はプロゴルファーを目指して日本への帰国を決意します。
帰国後は、生活のためにダム造成など様々なアルバイトをしながら練習を続け、2005年、栃木県で行われたアマチュアの大会で優勝します。
そして翌2006年の9月、27歳でプロテストに見事合格しました。
アルペン競技の選手から一転、19歳からゴルフを始め、27歳でプロゴルファーになるといった経歴をもつ選手はまずいません。
ツアーデビュー戦は2007年5月で、その後、2008年の栃木県のゴルフオープン、2009年の太平洋ゴルフオープンと優勝を重ね、今も活躍を続けています。
これからもその活躍から目が離せないプロゴルファーです。
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カテゴリー:男子プロ