韓国出身のプロゴルファー金聖潤、かれの品質を問う
金聖潤 (キムソンユン)というプロゴルファーをご存知でしょうか。
1999年、若干17歳にして全米アマでの決勝進出、日本ゴルフツアー選手権でベストアマチュア賞、翌年にマスターズ出場という輝かしい成績を収め、まさに鳴り物入りでプロ入りした韓国出身の選手です。
1999年の全米アマでは惜しくも優勝を逃しましたが、タイガー・ウッズの持つ最年少記録を塗り替えるのではないかと、当時は大きな話題になりました。
しかし、プロ転入後は、2006年の韓国のチャレンジツアーで1勝したのみと、思うような結果を残せていませんでしたが、レギュラーツアーの登竜門であるチャレンジトーナメントなどでジワジワと実力をつけ、やっと結果がついてきたのがプロ転向から10年後のことです。
2010年のQTでTOP10入りし、2011年には再び日本ツアー参戦と、最近では徐々にアマチュア時代の輝きを取り戻しはじめているようです。
金聖潤選手は、ティーショットをフェアウェイに置いて、グリーンはセンターを狙うという基本的なスタイルを大事にし、グリーン上では、バーディーパットは必ず2パットで沈めるという基本的な自分のルールに従いながら、無難なゴルフをするプレーヤーです。
そのスタイルや言葉が示す通り、どんな難コースでも強靭な精神力でコースを回っています。
2012年も大きな結果は残せませんでしたが、着々と順位を上げ、虎視眈々と上位を狙ってきています。
同じ韓国のJ.B.パク選手やI.J.ジャン選手が日本ツアーで好成績を収めており、2013年、金聖潤選手も彼らの後に続く事はできるのでしょうか。
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