新井規矩雄は、国内においては大卒のツアープロ第一号でした
新井規矩雄は、独特のスイングとチロリアン風の帽子がトレードマークのプロゴルファーです。
テレビコマーシャルなどにも出演していました。
埼玉県出身、で1943年12月11日に生まれています。
大学は法学部法律学科に入学しており、当初は司法試験を受けて弁護士を目指そうとしましたが、大学の4年間をともに過ごせる仲間が欲しいと思い、出来たてのゴルフ部に入部しました。
ところが、あまりの面白さに熱中するほどで、一生ゴルフがしたいと思うようになっていき、周りの仲間は就職を決めていくなかで、父親にプロテストを一回だけ受けさせて貰いたいと頼み込んで、卒業した年にプロテストを受けたところ、一回で合格を果たします。
この時、大卒のツアープロの第一号でした。
また、1971年に結婚後、冬の間のトレーニングをアメリカでするようになったのですが、日本のスポンサー枠を使ってアメリカツアーに参戦し、日本人としては、はしりとも言われています。
1985年のアメリカのプロアマ大会では2位という成績を残しました。
日本のレギュラーツアーでは、1973年と1988年に2回のアルバトロスを達成しています。
同一年に2回のアルバトロスは、現在のところ新井規矩雄だけです。
国内のレギュラーツアー6勝を含め、通算で18勝をあげていて、賞金獲得額が3億円を超えて10年シードを取得したり、シニアツアーにも参戦しています。
また2001年には、1年間アメリカンツアーにも参戦しました。
これまでの経験を生かして『コンペに勝つゴルフ』などの著書があります。
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