スペイン開催のアンダルシアオープン
ゴルフには様々なツアーがあり、一番スケールが大きいのはアメリカのPGAツアーですが、それに次ぐ規模を誇るものと言えば欧州男子ツアーでしょう。
毎年11月になると、次の年の11月までの一年間「レース・トゥ・ドバイ」のポイント争いをする欧州男子ツアーが開催されます。
このツアーはヨーロッパを中心に各地を転戦して年間王者を決定するものですが、ときにアフリカや中東、アジアまでをも巡り大会が開催されるため、おおよそワールドワイドな旅が要求されるタフなツアーとも言えます。
そうした男子欧州ツアーの中には、スペインで行われるアンダルシアオープンというものもあります。
2011年には、このアンダルシアオープンに日本から平塚哲二氏が参戦しました。
初日は首位と1打差の6位タイという好位置につけ、2日目は4位タイにまで上り詰めましたが、3日目からは思うようにスコアが伸ばせずに最終的には通算5アンダーで18位タイという結果となっています。
このとき優勝したのはスコットランドのポール・ローリー氏で、通算12アンダーというスコアを残しています。
また、2012年はもうすぐ19歳というイタリアのマッテオ・マナッセロ氏が初日に通算8アンダーで暫定首位になり、若手の台頭を印象付けましたが、最終日に勝利の女神がほほ笑んだのはフランスのジュリアン・キスネ氏でした。
快進撃とも言える逆転優勝で、スコアは前日の通算9アンダーから17アンダーに伸ばし、このアンダルシアオープンでツアー初優勝を手にしています。
こうした行方のわからない試合運びは、多くのゴルフファンを魅了するものと言えるでしょう。
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カテゴリー:海外ツアー