プロゴルファー坂田信弘氏が提唱する「ジャイロスイング理論」とは
ゴルフ関係の多くの著作で知られる坂田信弘氏が、独特のスウィングとして提唱しているのが「ジャイロスウィング理論」です。
このスウィング理論は、まず大雑把に述べてしまうと体重移動をできるだけ制限して、回転運動だけでスウィングをするということを特徴にしています。
また、スウィングの型を作ることを重視し、手癖やその日の調子、体力体調などに左右されにくいショットをすることも目標にしています。
実際のスウィングとして大きな特徴は、そのスタンスの取り方に有るでしょう。
通常のスウィングは脚を肩幅程度に開いて、その中で体重移動しながら回転運動を加えて打球するわけですが、ジャイロスウィングでは足はぴったり閉じて踵同士をくっつけ、つま先を開いたような形でスタンスを取ります。
この状態から体を捻ってテイクバックを取り、回転運動のみでスウィングして打球するという型を用います。
脚を全く開かないことにより体重移動がほとんど発生しませんので、ダイナミックな動きから速度のある打球をすることより、動きのブレや揺れをなくすことで正確な打球をすることに焦点を当てているスウィング法だと言えます。
ジャイロスウィング法は、体力的に激しい動きが不向きになってくる40代以降に特に推奨されています。
坂田氏曰く、実際のホールを回る際には苦手な風に負けない打球、「重く球を打つ」ことが重要だと述べており、その一つの手段としてこのジャイロスウィングが提唱されても居ます。
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