泡瀬ゴルフ場は、米軍の管轄下にあったゴルフ場で、現在は営業を終了しています。
沖縄には、色々なゴルフ場が存在しています。
米軍基地が置かれ基地内にもゴルフ場がいくつかあったため、比較的ゴルフが盛んな地域でもありました。
現在でも、プロゴルファーを多数輩出しているのが沖縄ですので、こういった環境が、今のプロゴルファーの勢力図に反映されているのかもしれません。
その沖縄のゴルフ場で、非常に歴史のある所が泡瀬ゴルフ場です。
ここは米軍の管轄下にあったエリアで、在日米軍専用のゴルフ場として1948年に米陸軍が建設しました。
当時から主な利用は米軍関係者でしたが、関係者からの紹介があれば沖縄の人も利用していました。
また、コースに空きがある場合も使用できたので、このゴルフ場でプレーしていた人は案外多かったのではないでしょうか。
沖縄の本土復帰後も米軍の施設として残っていましたが、平成22年2月に営業を終了しています。
土地が日本に返還され、跡地利用には大学院や芸術大学の誘致、民間ゴルフ場の案が出ましたが、最終的にはショッピングモールの建設が決定し2013年に開業する予定となっています。
このことは、過去にゴルフ場を利用した経験のある人は、少し寂しい思いをしているかもしれません。
実際に泡瀬ゴルフ場は、沖縄唯一のゴルフ場であった期間も長く、実に1965年に沖縄カントリークラブが開業するまでその状態が続いていました。
そして、沖縄がゴルフ王国と呼ばれる礎になった場所とも言われています。
今では沖縄にもゴルフをする場所は多くありますが、泡瀬ゴルフ場は米軍の管轄下の時代に初めて建てられた、長い歴史を持つゴルフ場なのです。
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